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イタリア旅行記詳細

ジェノヴァ


日差しの強いイタリアでは背の高い古い雑居ビルの合間を網の目のように細い路地が走り、ましてここ ジェノヴァは高低差の大きい海沿いの港町で、油断すると本当に迷い込んでしまう。日差しは強いが乾燥しているため日陰があれば快適に過ごすことが出来る。街の中は日陰だらけ、歴史のある薄暗い陰気な街といった印象だった。ちょっと路地を間違えると 使った形跡のある注射器が転がっていた。危ない街だなぁと思いつつも、気持ちは料理に向かっていた。

 

なんといってもバジリコペースト ジェノヴァ風 「ジェノヴェーゼ」がどうしても食べたい。こちらでは トロフィエ(手でよじったショートパスタ かなりモチモチ)やトレネッテ(平たいスパゲッティのような乾燥麺)に和えて食べるようだ。郷土料理が食べれそうないいレストランはないかと探していると、雰囲気のよさそうなトラットリア(食堂)を発見!早速入ってみる。こぢんまりした店内の各テーブルには綺麗にクロスが掛けられ小さな花がかざってあった。脇にならんだテーブルには綺麗に並べられた前菜たちが置かれ、まだ調理されていない魚たちの姿もあった。

料理は本当に美味しかった。いろんな店でジェノヴェーゼの食べ比べをしたが、油っこい所が多い中、この店の料理は当たりだった。「トラットリア ラ サンタ」、ご主人が料理を作り 奥さんがサービスをしていた。ちなみにイタリアでは女性のシェフが大変多く男性がサービスしているのをよく目にした。やっぱりマンマの料理が世界一のお国柄なのだ。ひと通り食事を済ませ大満足しているところへシェフがやってきて「トゥット ベーネ?」(どう?満足してる?ぐらいの意味で食事の際必ず聞かれる)当然「ブォニッシモ!」(最高に美味いよ!!ぐらいの意味)と答える。その後がさあ大変。一緒に写真撮ろうよ!に始まり奥さんも参加、調理前の魚チャンたちももってきて写真を撮りまくった。絶対写真を送ってくれよ!といってアドレスを手書きで渡してくれた。さあこの手書きのアドレス・・・・ぜんぜん読めない。イタリア人の書く数字、アルファベット、ぜんぜん読めません。いちど体験して欲しい。

すっかり酔っ払っていい気分でホテルに帰ろうとするがさあ困った、真っ暗になったジェノヴァの街は非常に危険な匂いが・・しかも道が良くわかっていない。

 

すっかり酔いが醒め青くなっていると集団で向かってくる警察の姿が・・。助かったと思ったがあちらにしてみたら めちゃめちゃ怪しいやつがこんな夜道をふらついてやがる  と思っただろう。パスポートみせろ!どこから来た?どこのホテルに泊まってるんだ?などなど質問攻め。ようやく疑いも晴れたので記念に写真を撮らせてもらった。しかもおかげさまで無事にホテルにたどり着いた。
いい店だったけど2度と見つけられそうにない・・・続く!!

 

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イタリアでテレビ付きのホテルに何度か滞在した。どんな番組が放映されているのかも もちろん興味はあったが、なにしろ面白かったのはCMだった。サッカーの国 イタリアでは中継の合間に、ほんの数秒だけのメチャメチャ短いCMが流れる。そのわずかな時間の中で物凄い早口でいいたいことを言うだけ言って電話番号らしき数字を雪崩のようにまくし立てる。当然何を言ってるのかさっぱり分らず、数字の列すら聞き取れない。徹子.K なんてもんじゃないのだ!!

 

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さらに面白いのは相当昔の日本のアニメが蔓延していた。12年前の話ではあるが、いまでもおそらくそうであろう。 「いなかっぺ大将」や「いっぱつカンタ君」など なんともなつかしいラインナップ。それが あたかも自分の国が作ったアニメかのようにイタリア人が語っているのである。(語るはちょっと大げさかな?)肝っ玉母さんが当然イタリア語でカンタ君をしかる! 「カンタ!!」おっと、名前はカンタのままだった。

洗濯洗剤のCMは日本で見るそれとぜんぜん変わらず、かえって面白かった。金髪の美しい若奥様が「えっ!こんなに真っ白!!」ってな具合。

皆さんもチャンスがあればCMに注目!!

 

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ヴェルナッツァの小さな街並。

母をたずねて3000里のマルコが育った街、ジェノヴァを堪能した私はほど近くにある5つの小さな村、チンクエ テッレ(5つの土地と言う意味)に向かった。そこは海沿いの断崖絶壁にへばりつくように存在する、車では進入できない村たちだった。かなり急な段々畑とカラフルな建物がひしめき合う不思議なところだ。直接海に面している為嵐でもあろうものなら大波にさらされる。実際そんな様子を写真にした絵葉書が売っていた。絵葉書の購入はこの旅の楽しみの一つになっていた。この地へのアクセスは電車を選んだ。車も入れないのになぜ電車?と思うかも知れない。

 

ヴェルナッツァは、5つの村の中でもっとも興味を引かれた。村の玄関口でもある駅は、長い崖のトンネルに1箇所光が差し込む切れ目があり正にその切れ目から入り込む。プラットフォームはトンネルの中だが出口だけぽっかりと口を開けているのだ。

早速村中を散策。といっても小さな村のこと、小一時間も散策すればだいたい見て回れた。親友に借りた小さな釣竿を出す。なんとも贅沢な時間を費やした。海は全く澄み切っていてよどみないベタなぎ。魚の姿も全く見えないのにルアーを放り込んでは引き寄せる。すごーく気持ちいいのに何故かむなしい。こんなことをしてていいのか?興ざめしてすごすごと竿を収めた。

お腹がすき、本題に入る。レストラン・・といってもこの小さな村じゃァ・・と言うことでフォカッチャを購入。いろいろ説はあるようだが漁師が遠洋に出る際に日持ちするパンを求めたのが発祥とされるこのパンのルーツはこのあたりにあり、ということで食べてみることにした。

 

分厚いピッツァを思わせるまるい形、いくつかの不ぞろいの穴、揚げパンのようなカリカリ感、でも中はオリーヴオイルでシットリ ジューシー。塩が効いている。あァ ウマ~ィ!だれも知らない本物のフォカッチャを独り占めしたようで本当に幸せな気分になった。現地の人が普段使っているパン屋さんに失敗はないのだ!これはレストラン選びとすこしも変わらなかった。

幸せな気分と大きな荷物を背負い、宿泊できそうな近くの村、モンテロッソ アル マーレへと向かった。

イタリア食堂 -Fagotto-

神奈川県相模原市南区相模大野6-19-8
TEL:042-813-9311
営業時間:
11:30~14:00(L.O)15:00 close
17:30~22:00(L.O)22:30 close
休日の前日(金曜日、祭日の前日)は22:00(L.O)です
ランチ営業、日曜祭日営業
定休日   なくなりました!毎日元気に営業中!!

年末年始にお休みを頂きます。詳しくはお電話でお問い合わせ下さい。
(もんじぇ祭りなどに参加する場合等、変則の休みが発生する場合もあります)

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